◇◆◇ベト君とナム君の一口ベトナムニュース◇◆◇

ベトナム情報満載

2003年07月

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さるさる日記
■2003/07/31 (木) Com Tu事件、Long An省宝くじ不正抽選事件判決

■Com Tu事件判決

ベト君+ナム君注:Com Tu事件について
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この事件は昨年2002年12月23日に起こったいわゆるCom Tu(牢獄飯)事件。(主に南北を結ぶ国道1号線沿いにある長距離バス客相手の食堂で、あらかじめバスの運転手と共謀し客を引き入れ強制的に粗末な飯を喰わせ一般化価格より高い価格を請求する食堂。)この事件ではBinh Thuan省で乗客の一人であったNguyen Van Huongさんがこれらの食堂に入ることを拒みもめていたが、運転手をはじめ他の乗客もかかわりを持ちたくないため助けようとせずその後食堂の店員がHuongさんを殴り倒し、病院搬送途中に死亡した事件。この食堂では恒常的に食堂に入ることを拒んだ客や食事をとろうとしない客に対し食堂主のDungが店員である数人の若者に命令し暴力をはたらく仕組みが出来上がっていた。この事件後世論も動き、副首相名で1号線沿いの各省公安部へ牢屋飯食堂一掃を命令し、その責任を省人民委員会委員長が取ることを明確にした後、以前ような牢屋飯食堂の暴力事件の横行は改善されたが、依然として一掃されていない。
*************

◎30日Binh Thuan省人民裁判書はCom Tu事件の主犯で食堂店主のNguyen Trung Dung(36)に終身刑の判決を下した。また暴行に直接関わったPham Viet Cuong(19)に懲役19年、Le Van Doan(19)に懲役18年、Nguyen Trung Thao(19)に懲役12年、Nguyen Xuan Lanh(18)に懲役13年の実刑判決を下した。

(TTXVN)

■Long An省宝くじ不正抽選事件判決

◎Long An省人民裁判所はこのほど同事件の被告36人に対し合わせて懲役180年の判決を下した。その内15人は執行猶予付、また不正に得た150億ドンを国庫に接収する。最も重い判決を受けたのは前 Long An省宝くじ公社行政管理室長のTran Ba Dieu被告(38)で詐欺及び財産横領と未成年犯罪誘導の2つの罪で懲役21年、その他宝くじ公社社長も職務怠慢の罪で行政処分を受けた。

(TTXVN)

※この事件の詳細は2002年10月28日のベト君+ナム君の記事を参照してください。この2つの事件はいずれも2002年中の人々の関心をさらった大きなニュースでローカル紙上に読者の意見が多数寄せられ特集記事も組まれてきました。

■2003/07/29 (火) 関係を拒まれ、ガソリンをふりかけ火をつける。

◎26日午後9時30分ごろCan Tho 省Long My 町のガソリンスタンドが炎上し、消防車や付近の住民が消火にあたり午前0時ごろ鎮火した。この火事でガソリンスタンド経営者のVien Ai Vyさん(39)と息子のTran Dien Lamさん(18)が死亡し、使用人のTran Ngoc Hieuも重度の火傷を負った。

Can Tho省警察がVyさんが死亡する前に事情を聞いたところによると、Vyさんがシャワーを浴びていると使用人のHienがドアを蹴り破り中に入り関係を迫った。Vyさんが抵抗し大声をあげ、息子のLamも駆けつけ阻止しようとしたところ、Hienが外からガソリン給油管を部屋中に引き入れVyさんとLamさんにガソリンを降りかけ、また部屋中にも撒き散らし火をつけ炎上した。

幸運なことに部屋で寝ていた1歳になったばかりのもう一人のVyさんの子供は近所の人が抱き連れ出し無事だった。

(Tuoi Tre)

※この記事の見出しは単に「Can Tho:ガソリンスタンド炎上、2人死亡、1人重傷」となっていただけで、見出しだけ見ればあー、炎上事故かと思うだけですが、読んでみたらこういうことでした。

■2003/07/28 (月) ニャチャンの最高層ホテル起工

◎先週末、ニャチャン市26−28番Tran Phu通りで27階建て(98m)高層ホテル(Phuong Dongホテル)の建設が起工した。敷地面積4万u、ホテル建設面積3000u、198室を備えた4つ星クラスのホテルでオフィス、サービスアパート、娯楽施設を併設する。総投資額は2兆ドンで2年後にオープンの予定、完成すればKhanh Hoa省最高層のホテルとなる。

(Thoi Bao Kinh Te Sai Gon)

※昨日の記事の偽札チェックペンについて読者の方よりメールを頂きました。そのペンはブラックライトを発するペンで紙幣に特殊インクで印刷された文字などを照らし偽札と本札を判断するとのことだそうです。ありがとうございました。情報を頂いたShiroさんのHPもご覧下さい。ダナン情報NO1サイトです。http://www.smdct.jp/

■2003/07/27 (日) 1000ドン札の偽札所持でも刑務所行き

◎知らぬ間に偽札をつかまされどうしようかと廃棄せず、役所に届けずそのまま持っていたりする事は誰の身にも起こりうることであるが、その場合偽札所持の刑事法第180条により最低でも3年以上の刑務所収監となる。

Thai Nguyen 省Dai Tu 県で小作人をし生計を立てている1人の女性は17日、たった3枚の5万ドン札と1枚の10万ドン札の偽札を所持していたため2年の刑務所収監(規定最低処罰(3年)以下の処罰を受けた)となった。彼女は毎日市場へ行って買い物をしたときに騙されそれらのお金を受け取ったか、小作人料として受け取ったお金の中にそれらが混じっていただけで、彼女は全く知らなかったと述べた。

“私は知り合いに1本1万ドンの(※@:偽札チェックペン)を買ってもらうように頼んだその後、警察に偽札を発見されたんだ。私が住んでるところは過疎の田舎、情報源のラジオもないしどれが本物、偽物かなんてわかりゃしないよ。。。”と話す。無実を訴えても刑務所行きを逃れることはできない、なぜなら法は誰にも例外を与えないからである。特に警察の調べで被告は逮捕前に他人にそれらが偽札であることを知らせていたためである。

最高人民裁判所は今年4月17日に議決書第2号でこの種の犯罪についての詳細を規定してはいるものの、議決書ではどの程度で刑事処罰を受け、どの程度なら行政処罰にとどめるかの規定がない。つまり、1000ドンの偽札1枚持っていても刑務所行きになる可能性がある。それとは別に贈収賄は非常に重い罪であるがそれでも50万ドン以上の贈収賄が成立して初めて処罰の対象になる。※A(ので偽札所持がどれだけ容易に処罰の対象になるかがわかるであろう。)

(Phap Luat TP HCM)

※@原文はbut soi tien (ペン+照らす+お金)偽札チェックペンと訳しましたが、実際に見たことがないためよくわかりません。どなたかご存知の方教えてください。
※A(カッコ内はベト君ナム君の追加訳です。)

■2003/07/26 (土) Phu Quoc空港拡張予定、総工費1兆2千万ドン


◎ベトナム民間航空局のNguyen Tien Sam局長はKien Giang省と最終の意見調整を行ない、まもなく政府首相にPhu Quoc空港拡張案を提出する見込みで、早ければ来年にも起工の予定。Phu Quoc空港には現在ATR-72、Fokker 70などの小型機がホーチミン市との間を1日3往復就航しているが利用需要が多く計画案では現在の滑走路を3000mに拡張するほか、駐機場整備、信号システムの改善などを行い現在の年間取扱可能客10万人を100〜200万人にする予定。また同時に2004年1月までに195億ドンを投じ空港ターミナルも改修する。

(Thoi Bao Kinh Te Sai Gon)


■ブンタオCon Son空港拡張、来年旧正月利用可能に

◎7日、Con Son空港(Ba Ria - Vung Tau省)で同空港の拡張工事の起工式が行われた。南部空港グループとベトナム民間航空局によると工期は6ヶ月で総工費520億ドン。現在同空港はヘリコプター専用空港として利用されているが、拡張工事後は1830mの滑走路を備えATR -72、Fokkerなどの飛行機が離着陸できるようになる。来年2004年の旧正月の供用開始を予定。

(Tuoi Tre)

※Con Son空港はブンタオ沖にあるCon Dao島にあります。

※※以前に訳した記事で未掲載のものを掲載しました。記事中に7日とあるのは今月(7月)です。

■2003/07/11 (金) フーコック犬にかける男のストーリー(第二部)@


<第一部より続く>

【ウェブ上でのフーコック犬に関する論争】

博士と数時間に渡り研究室でお話を伺っていたが、壁には世界中の犬の分布地図、棚には犬の骨格標本、文鎮がわりに犬の腿の間接部分の骨、そして話はずっと、、、犬の話題でであった。ある時博士が研究をしていてたまたまフーコック犬に関するウェブサイトに入ったときのこと、そのサイトの世界の希少犬数百種リストの中にフーコック犬は入っていたが、残念なことにその起源はタイ犬になっていた。また他の世界中の犬に関する様々な協会やタイ犬を飼育しているアメリカ人のウェブサイトにも同じようにかかれていたのであった。

博士は怒りすぐさまそれらのサイトにメールし、フーコック犬の起源はベトナムであることを証明するため地形、土壌、気候、環境に関する科学的論証を提示した。そしてさらに博士はわざわざタイまで赴き研究をし理解を深め、そして常に言われつづけていたフーコック犬がタイ犬を起源とする説を否定し、逆にタイ犬こそがフーコック犬の子孫であるという説を打ち立て、結局それらのウェブサイト上での論争もフーコック犬はタイ犬を起源とする説を撤回することとなった。“犬と言えども名誉は必要であり、その起源を明らかにしなければならない。ヌクマム(魚醤)を見てもわかるとおりアメリカでフーコック産のヌクマムが“Made in Thailand”として売られたらヌクマムメーカーは声を荒立てるのに、どうして犬だと誰も関心がないのであろうか?”と博士は続ける。

3年余りの研究期間、博士はたびたびこの小さな犬が1匹で数百キロもある鹿を捕らえる話を耳にした。この賢い性格をもった犬の飼い主によると長い牙をもった獰猛な猪を作戦を練っておびき出すという。この話同様興味深いものに退役軍人が今でも忘れることが出来ないフーコック犬の忠誠心を示す島内で行われた5ヶ月間の抗米戦争時の話がある:戦場で負傷した時のこと、フーコック犬はずっと何日もその負傷兵を見守っていた。ある時好機を察知しフェンスを乗り越え、敵の追跡をかわし、基地へ戻り部隊に負傷兵の居場所を教え導き、無事にその負傷兵は担架にのせられ無事帰還した。。。フーコック犬のようにこれほどまで人間の心を理解する犬がほかにいるだろうか。

<下へ続く>

■2003/07/11 (金) フーコック犬にかける男のストーリー(第二部)A


フーコック犬はドイツのBegger犬より賢いなどということはあるわけないとよく言われるが、それに対しBien博士はこう答える:Begger犬は訓練されたあとほとんどの軍隊犬や警察犬として使われていることは事実である。しかしフーコック犬を訓練し科学的にBegger犬と比較しようとした人間がいままでいただろうか。博士は現在6月下旬にKien Giang省(注:フーコック島の属する省)に提出する予定の報告書を“フーコック犬、遺伝子の保存 ”というテーマで、またベトナムに存在する世界に認められたこの“フーコック犬”という無二の犬に関する逸話や科学的側面を備えた著作を執筆中である。博士はまた“この希少犬保護施設や研究センターを設立する必要がある。もし私に資金があれば先頭にたって行うのだが”と漏らす。

博士は地道に自宅で1対のフーコック犬の純血種に意図的に栄養摂取、飼育方法を変え飼育しているが、出産を2度したこの犬の体重は明らかに増加していた。“タイの渦巻き犬の体重は20キロ以上、Rhodesion犬に関しては40キロにもなるものがある。どうしてフーコック犬は10数キロしかないのであろうか?種の変化は1つの問題であり、より科学的手法に関心そそぐべきであろう”と博士は言う。

しかし悲しいかな:“島に住む古老によると少し前まではだれもフーコック犬の肉なんて食べはしなかったというが数回にもおよぶ移住により流入した人々によって多くの犬肉を食わせる店ができ、午後にもなると数十匹のフーコック犬が火にあぶられている。私が収集した統計によると全島内にはわずか1万匹のフーコック犬が残っているのみである、が住民たちはLarousse辞典にも記載されている希少犬であるこれらの犬全体の0.1%強を1日に消費しているのである”とBien博士はため息をついた。

(Tuoi Tre)

※これはちょっと古い(6月16日付)記事ですが、気になった記事なので取っておいて訳してみました。読者の皆さんの中でフーコック犬について詳しくご存知の方、またはそれに関するウェブサイトなどがありましたら教えてください。

■2003/07/06 (日) フーコック犬にかける男のストーリー(第一部)@


ベトナムギネスブックが先ごろ公開したところによると、フーコック(Phu Quoc)犬研究の第一人者としてCan Tho大学飼育課のNguyen Van Bien博士がその名誉を受けた。しかし名誉の裏には徐々に島から姿を消しつつある希犬の“名誉”獲得に奔走していた知られざる戦いがあった。

【617匹の個体調査書】

Bien博士とフーコック犬の出会いは全くの偶然であった。大学の飼育課では主に食肉種の飼育に力を入れており、犬肉を売るための飼育などは同課の研究領域ではなかった。しかし以前アメリカから博士の一団が招待され個体種の保存、犬の病気についての講義を受けた後Bien博士は我に返った:犬は人間にとってとても身近な関係にある。きっといくつかの国際犬保護団体があるはずだ、我々の社会のように“象を尊び、犬を蔑む(階級社会のたとえ)”のようなことがあってはならない!かくして博士のフーコック犬への研究が始まったのである。

Bien博士はここ3年間、毎月Can ThoからRach Giaに出て船に揺られフーコック島へ渡り、その中でもまだ多くの自然が残り農民が森や畑に頼って生活し、フーコック犬に最も適した場所でその純血種が最も多く生息しているというTuong地区とDuong To地区の森林や山を渡り歩いている。そこに古くから住む住民の話によるとこの賢い性格を有するフーコック犬について3つの仮説があるという:

<下へ続く>

■2003/07/06 (日) フーコック犬にかける男のストーリー(第一部)A


1つ目はフーコック犬はもともと山間部に生息する種でその後人間が飼いならした;2つ目は遠くアフリカを源を発するRhodesion種で移動を繰り返し“彷徨い”貿易船に乗り”フーコック島へ流れ着き、住み着いた;3つ目はタイの“渦巻き”種の子孫だと言う説である。フーコック犬が外来種だという2つの仮説はこの犬の背毛が逆立ち前方へ流れる渦を描いているという特徴があるためである。世界希少犬保存協会によると、この特徴を有する犬は世界にたった3種しか存在せず、タイ犬、アフリカRhodesion犬とフーコック犬のみである。

先日私が島を訪ねた際も島の住民は依然としてBien博士のことを覚えていたが、博士はどこへ行っても犬を探し求めるが買い取ることはせず、また犬肉をつまみに酒を飲むでもなく、ただ犬の生い立ちの詳細、父母種を尋ね、番号をつけ写真をとり細かいところまでメモするだけであるため、多くの人々は博士のことを冗談めかして“変わり者”と呼んでいた。

現在博士が収集した“個体調査書”は617匹に及んでいる。また毎日博士が空港、港で待機し統計を取った結果1日に6〜10匹のこの希少犬が飛行機に、はたまた船に乗り本土の様々な地方や果ては海外にまで渡っていく。 さらに博士は島内の犬肉食堂の数も調べ、1日におよそ15匹のフーコックの純血種が皿に盛られ犬とは異なる料理名をつけられ酒のつまみとなり住民を楽しませているという。

※次回第二部【ウェブ上でのフーコック犬に関する論争】に続く、お楽しみに!>

■2003/07/04 (金) 記事重複

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