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■2007/05/31 (木)
風が吹いたらタリラリラン 1 |
【5月31日】オーダー品引き取り@日本橋
きょうの着物:小浜縮緬・紅色に白百合と萩染め小紋単衣。2005年6月に古着屋で3800円で購入、
解いて7月1日に洗い張り依頼、7月27日引き取り、5500円。
2007年3月仕立て依頼、同年4月引き取り18000円。
購入から仕立て直しまでに1年9ヶ月、着用までほぼ2年。合計27300円。
きょうの帯:緑の博多八寸帯、古着屋で3500円、クリーニング1575円。
きょうの半襟:水色絽縮緬に萩の刺繍、古具屋で1000円。
きょうの襦袢:絽の朝顔。
きょうの帯締め:赤と白のコンビ丸組、いただき物。
きょうの帯揚:黄緑〜ベージュへのグラデーション綸子、いただき物。
きょうの足袋:レース足袋、白。2600円。
きょうの履き物:桐白木後丸台に黒地に赤でトンボの印伝もどき。
きょうのバッグ:春夏モデルのフラミンゴ。2500円。
※この前、羽裏の余りぎれが出た。もったいないので何かに使おうと思って、鼻緒に仕立てることを履物屋さんにお願いしていた。ところが生地幅が若干短くて、うまく取れるかどうかわからないので、鼻緒の職人さんに相談してみて、また連絡しますと言うことで預けて帰ってきた。それが5月11日。一昨日くらいに留守電が入っていて、もうできています、とのこと。電話をかけ直してみると「五組取れた」という。ひょえー。まあすごい早さで(20日足らず)、すごい数仕上がってきたもんだ。
※ちょうど鼻緒の締め直しもあったので、履物屋さんへ。これまた、預けて帰るから帰りの荷物は少ないだろうと思っていて、フラミンゴバッグに箱から出した下駄を入れて持って出た。着替える最中は汗ばんで、玄関を出たら通路は突風で涼しくて、階下に降りるとモアーっと暑く、風が吹くと身八つ口が心地よく、快適なんだか不快なんだか、わけがわからない。歩いているうちは本当に気持ちよくてタリラリランだったのだが、履物屋さんの店内に入って風がなくなったらもうダメ。私には風が必要なんだわ・・・。
(この項続く)
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■2007/05/31 (木)
風が吹いたらタリラリラン 2 |
※持ってきた下駄は預けて帰るつもりだったのに、職人さんの手が空いていたらしくその場で締め直してもらえることになった。できあがった鼻緒は全部左右対称に柄取りしてあって、裏も本天でいい生地だ。鼻緒の締め直しの間に精算して、結局持ってきた荷物+鼻緒の入った箱という大荷物になってしまう。ああああ。
※帰り道、ふと長い間行っていなかった値段の高い古着屋さんを覗いてみる。顔を忘れられない程度に挨拶だけ、のつもり。お店に人影がなくて、こんにちは、と声をかけると着物の山の陰から若い青年(丁稚さんというか番頭さんというか)がぬっと現れたのでビックリしてしまった。この業種に若い男の子が入ってくるなんて珍しいな、と前に会ったときも思っていて、それ以来久しぶりだったのに、まだ続いているので、えらいなあと感心する。だって、ここのご主人ってかなりアクの強い人で、つきあっていくの大変なんじゃないかと思うのだ。アクの強いご主人はさんざん終戦後から今日までの古着業界裏話をとうとうと語ったあげく、せっかく来たんだから「安いのを掘っていけ」とおっしゃる。ここの安いのって、私には高いんだけどと思いつつ見るだけタダだしと思って見せてもらうことに。「掘れ」といっても今は若い男の子が私の代わりに掘ってくれるので楽ちんだ。山の中で「あらいいわね」と思うのはやっぱり高かったが、一番下に小千谷縮発見。なんとこれが3950円。この店で最安値だと思う。裄が短いけれど、仕立て直しするつもりで、これに決定。反物だってこの値段ではないと思うし、古い小千谷縮なので、やたら柄が大きい、今時見られない柄と色だったので。(この項続く)
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■2007/05/31 (木)
風が吹いたらタリラリラン 3 |
※アクの強いご主人は、私の着ていった百合の単衣に対してはずいぶん良い評価を下さったが、「帯が悪い」と一刀両断。2500円で買ってご機嫌だったフラミンゴのバッグも、そんなん500円じゃ!とボロクソだ。しかし私はへこたれないのである。これくらい見下されているからこそ、この店最安値物件を掘り出してもらえるのである。そうそう、単衣の泥大島が思ったよりも安い値段が付いていて(それでも私には買えないが)、値段の根拠を聞いてみると、単衣の大島は業者の市では値段が上がらないのだそうだ。というのも、大島は目が詰まっているので、単衣の季節には風が通らず暑く感じるので不人気だからだそう。素人としては、表面のつるつる感が単衣にもよさそうと感じていたが、実際の着用感は違っていて、それがちゃんと値段に反映されているらしい。真綿紬というか節のある紬(業界御用雑誌では生紬と書かれているものだと思うが)は、一見暑苦しく思うが、通気性という意味では大島よりも単衣向きなのかもしれない。
※最安値物件なのにたとう紙までつけていただいて、また荷物が増えてしまった・・・。喉が渇いたので喫茶スモールへ。ここは以前から入ろうと思っていたのに機会がなく(ああ、記憶が曖昧、前にも一回来たかな)(出前してもらったことはあるのだが)、なぜか大阪に疎いお友達が偶然迷い込んだところ。店内は本当に「スモール」。椅子もテーブルも必要最低限寸法だ。おばさまお二人でやっていらして、あれこれお話しする。お世辞もあって、ずいぶん着物とバッグをほめていただく。アイスコーヒー代300円(!)だけで、こんなにおだててもらって、申し訳ないくらいだ。
※そうそう、前回絽の朝顔長襦袢を着たときに「コーリン結び」をきつく締めすぎてひどい目にあったので 今日はゆるめにしてみた。具合がいい。楽だし、ゆるんでこないし。失敗は成功の元である。
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