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いろいろ忙しいのでネコのアリとモモを実家に預けている。代わりにアリとモモにそっくりなぬいぐるみと一緒に寝ているのだけど、やっぱりホンモノにはかなわない。アリとモモは兄弟にも関わらず性格が正反対。アリは誰にでもなつく割りと、節操のないネコで、誰がウチに来てもマイペース。傍若無人ぶりを発揮する。モモは、シャイで、怖がりや。三、四回会わないとどこかに隠れてしまって顔も見せない。飼い主の私にもなんだか遠慮がちなことが多い。アリはベタベタしてきて、私の足の上に乗っても、モモは少しだけ離れたところで寝ている。でも、アリが他のことに夢中になっているときなどは、思いっきり甘えてくるのね。その距離加減がまたアリとは別の魅力で優劣がつけがたい。同じ親から生まれて、同じ環境で育ってもホントに性格って違うのよね。どうしてだろう? 人間ならともかく、性別(モモは女の子)や長男次男で微妙に親からも社会からも区別されて、性格形成に影響を及ぼすでしょう? たとえ親が「同じように育てたのに」と言ったとしてもさ。でも、ネコにはそれがない。なのに、全然性格が違う。ということは、性格というのは魂みたいなもので、それぞれがやっぱり個別に持って生まれたものなのかもね。人間はそれが成長と共にゆがめられている。だって、例え一卵性の双子でも経験値とかは、やはり違うからね。でも、ネコはほぼ同じ。ということは、本来、自分の性格を恨んでも仕方ないし、変えようのないものなのかもしれない。
今日はあったかかったですね。。。。やっと春が近づいてきたかな? でも、今年って「やっと」って言うほど、冬は厳しくなかったよね? 雪もまだ降ってないし。寒さも、タクシーが掴まらない夜に泣きたくなるほどじゃないし。あれ? あたしが連ドラを書いていて外に出ていない生活を送っているだけだって? そうなのかな? 家の中にいても寒さが厳しいときはやっぱり寒いけど。。。。
ようやくビデオで観ました。母と観ていたんだけど、私はかねがね、ドラマや映画の感想を母に聞くことにしている。うちの母は六十歳のホントに普通のおばさんなので、とても参考になる。例えば、「マグノリア」や「アメリカンビューティ」を観た感想を聞くと、「重かった。お母さんはもっと明るいのがいいわ」と言っていた。私はこの二つの映画や、「普通の人々」などが好きなので、へぇ〜と素直に思ってしまった。確かに、重いけどさ。。。。よく出来ていると思わない? というのは彼女には通用しない。
最近、体調が悪く熱が続いているので、母がよく来てくれる。私の友達はみんな私と母が仲がよくていいね、と言うが、それも最近、ちょっとオトナになってからだ。特に、父が死んでからはいろいろなことをよく話すようになったかな。。。
オトコとオンナの違いについて考えていた。一番の違いはグチるかグチらないかのような気がする。オンナはイヤなことがあるとグチって解消する。解決にはならないんだけど、聞いてもらえただけですっきりするってことみなさんもあると思います。一方で、オトコはそれをよしとしない。前に付き合っていた人は一言も会社のグチを言わない人でした。明らかに悩みを抱えていたとしても、「お前には聞かせられねぇ」と言って、どんなに聞いても絶対言わない。普通のオトコの人は、自分も言わないんだから、お前も言うな。というケースが多いけど、この人はよくできた人で私のグチや悩みを一時間でも黙って聞いてくれた。こっちはこっちで全部心の中を洗いざらい話してしまったら気が軽くなるので、その後は楽しく過ごせるのだけど。。他のオトコの人は、「一緒にいるときくらい、楽しくしようぜ」と言うので、ストレスがたまった。だって心の中はしっかりわだかまっているんだもん。どちらのオトコの人も正しいと思うのね。でも、グチるなと言われると、寂しくなる時がある。「あ〜、この人は私の悩みになんて興味ないんだ」って。でも、それって、前回にも書いたけど、私が精神的に自立してないからなのかもしれない、きっと。クリスが言っていた。「オトコの人はシェアしない。自分のことは自分のことだし、相手のことは相手のこと」そっか。。。と納得。オンナ同士は共感が大切。イヤなことがあって一緒に怒ってくれる人を親友だと感じる。私とクリスは全くそのパターンで数十年やってきたから、それが当たり前だと思っていた。でも、それをオトコの人に当てはめようとするとムリが生じるということに最近まで気がつかなかった。ホント、オトコとオンナって違うのね。。。。
よく行くバーの常連だった野良猫が、車に轢かれた。私はニ、三回しか会ったことがないが、本当に人懐こくて可愛いブタネコだった。バーのマスターのテツさんはすごく落ち込んでいた。その前の晩に、ネコがずっとテツさんの周りをついて離れなかったらしい。朝五時閉店で店を閉めようとしても、ネコは帰らず、人のいいテツさんはネコの気が済むまで喉の下を撫でてあげていたという。
私はかねがね、ポーズに興味を持っていた。取材で写真をとられる時、いろいろ注文をつけられる。何度やっても、それはとても恥ずかしい。だって、すごく不自然な格好だったりするから。でも、あがりを見ると、やっぱりプロのアドバイス。綺麗な姿勢になってたりするのね。よく、モデルや女優さんたちも、外国の雑誌などを見てポーズの研究をすると言っていたし、そういう人のお家には必ず等身大の巨大な鏡がある。で、今日、たまたま、そういう話しをしていたら、女子高生がプリクラや街頭インタビューで必ずするポーズ(両手を広げて前に出すアレね)には実はすごい秘密があることを知った。手のひらは顔の大きさの基準になる。よって、手を顔の近くに置くことで、顔が小さく見える。写真撮影の時、顎に手を置くのもこの原理。それをさらに、前に突き出すことにより、遠近法の原理に基づき、顔が小さく見えるという! 知ってました? 知らなかったの私だけ??
クリスと話しをしていた。最近の彼女はエモーショナルジェットコースーターに乗っている。エモーショナルジェットコースターというのは、気分のアップダウンが激しく、情緒不安定なこと。今日、駅ノキオスクでM&Mを買おうとしたら、売り切れで、クリスは「どうして!? あたしが買おうと思ったらないの?」と泣いて食ってかかったらしい。なんでも、自分は食べられなくて、他の人はきっと、クリスがどんなにそのM&Mが必要だったか分からずに食べているというのがたまらなかったらしい。。。クリスはちなみに私より年上なので、三十を過ぎている立派なオトナの女性で、五つの女の子ではない。どうしてこうなっちゃうんだろう?? と自分でも不思議がっていた。とにかく、そういう情緒不安定なことってあるよね。。。。いろいろ話し、原因を探りながら、結局、「自分は自分の一番のチアリーダーでいなければならない」という結論に二人は達した。要するに、何があろうと(どんなに感情的にメチャクチャであろうと)どんな自分でも受け入れて、励まして前に進まなくちゃいけないということ。他の人に分かってもらおうとか、受け入れてもらって、応援してもらおうなんて期待したら、煮詰まるだけ。なんか寂しいような気がするけど、真実のような気もする。私は依存心が強いので、分かってもらいたくてつい努力してしまう。いろいろな国に住んで、言葉や文化のギャップもあるだろうと思い、精一杯どこに行っても言葉を重ねた。でもね、それって、言葉や文化の違いじゃないんだよね、きっと。自分の世界は自分で守らなくちゃいけないっていうか。。。。重ならない部分はたくさんある。それをなんとかしようとするから、不安になったり、不満に思ったりするんだ。自立するってことなのかもしれない。ティーンエイジャーになったらまず親から自立して、次は社会から守ってくれていた学校から自立して、ベッタリだった友達、そして楽チンだから甘えてしまいがちな恋人から自立を保ち、自分自身からも自立して・・・・。はぁ〜、自立ってなんなんだろうね?? していないともちろん、生きずらいんだろうけど、時にはダラ〜っと羊水に浸かっているみたいになぁんにも考えずに安心したいよね。
プリティガールのノベライズ。表紙のラフがあがってきた。
仕事でウンウン唸り、煮詰まっていた私をみかねた彼が、私の大好きなハーゲンダッツのソフトクリームをごちそうしてくれると申し出た。寒い中、バイクの二人乗りを飛ばして、表参道へ。カフェラテとアイスを食べてほっと、一息。ふと、隣りの席に座る幼児連れの若い夫婦が目に止まった。子供にアイスを食べさせたり、お互いのを味見しあったり、なんだか幸せそうだった。こっちは書けない原稿を前に何日も頭も精神状態もおかしくなりそうになっているっていうのに。。。「あたしもああいうのいいなぁ」と言うと、「君はああいうのだけじゃ幸せじゃないと思うよ」と彼は答えた。幸せの尺度って人それぞれだよねという話しで盛り上がった。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||