明石隼汰の夜明石日記

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さるさる日記

2009/12/22 (火) 今年も青サンタ!

さむいですね〜年の瀬ですね〜。
そして今年も、青サンタの季節(笑)
今年も赤青黄のサンタで、年を締めます。
ワタクシはまた歌にエレキに、青々と活躍いたします。
クリスマス・アフターの26日。忘年会のついでに恵比寿にお寄り下さい。

ではではよいお年を!&来年もよろしくです。

**********

はしもとひろし with 明石隼汰 & 江部和幸
「恒例 紅黄青クリスマス歌合戦LIVE 2009
 〜こちらも恒例!プチクリスマスプレゼント付」

2009年12月26日(土)
開場 18:00/開演18:30
@恵比寿天窓.switch
 03-5795-1553(16:00〜以降)
 東京都渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
 http://www.otonami.com/ebisu/map/
前売 2,500円+ドリンク500円
当日 3,000円+ドリンク500円

**********

2009/12/04 (金) アンヴィル!

映画「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」を見て来ました。
苦笑失笑、つっこみ多数、そして感動の結末にもらい泣き。
とても人ごとではなく。まわりの音楽業界近辺の友人、みんなこんな奴らばっかじゃん(^^;;

カナダのヘヴィメタバンド、ANVIL(金床の意。ベタ〜)を知ったのは、彼らがスーパーロックフェスに出演するため来日した1984年。
大学2年の頃でした。
アンヴィルのソリッドな音楽性は、後に「スラッシュメタル」というジャンル(メタリカやスレイヤー)を生むことになるのです。
が、当時の僕はリフ中心でメロディの乏しい楽曲にあまり興味をひかれず、その名は記憶の底へ。

それから25年。彼らはず〜っと売れぬまま故郷カナダはオンタリオ州のド田舎(かのアヴリル・ラヴィーンと同郷!)で、家族を養うためバイトしながら細々と活動を続けていたのです。
手書きのポスターで人もほとんどいない中やるガチンコライブ。痛い。
家族や親戚にも愛想尽かされ、肩身は狭く。CD作るにも金がない・・・。
いちいち身につまされます。

さて。なぜこんな親密な長期密着ドキュメントが撮れたのだろうと思い、監督のサーシャ・ガバシをチェックしてみました。
「ターミナル」の脚本書いた人だ!
彼は学生の頃熱烈なアンヴィルのファンで、観に行ったハコでメンバーに声をかけたところ暖かく接してくれ、それがきっかけでなんと彼らのツアーの手伝いまでやっちゃったそうです。
それが人生のターニングポイントだったらしく、脚本家として成功した後に彼らにふと会いたくなり、探しまくった末ついに所在を突き止め、運命の再会を果たすのです。
そして売れないままかたくなに音楽を続けている彼らに衝撃を受け、自腹でドキュメントを作ることを決意。まさかこれがサーシャだけでなく、アンヴィルの運命をも変えることになろうとは・・・!
(詳しくはここここを参照)

自分を信じ、その場にい続けなければチャンスは掴めないのです。
(あとはいろんなことに手広げちゃだめなんだな〜)
あらためて自己をふり返らせてくれる映画でした。
音楽を聴かない人も、ヘヴィメタ知らない人も、少しでも夢を追いかけている人は必見。傑作です。
ロブ、ドラムうまいしいい奴。
CDも買っちゃったぜ。

2009/10/11 (日) 月に爆弾!?

えええ!もう落としたの?
いいのか〜!?
というか日本で報道した?

http://niknews.blog5.fc2.com/blog-entry-985.html

2009/09/19 (土) 案山子物語

明日20(日)、浅草公会堂にて、「函館市民ミュージカル」による故・益田喜頓の遺作ミュージカル「案山子物語」が上演されます。

函館市民ミュージカルが誕生したのは1986年。僕がまだ函館の大学4年目だったときです。
函館はこれから観光の街へと転換しなければ財政が立ち行かなくなる危機を向かえていました。
そこで、まずは地元から文化を発信して行こうと、市民によるミュージカルが草の根から企画されたのです。
僕の大学の教授で作曲家であった恩師がアドバイザーだったことから、僕もこの企画に参加する事となりました。

卒論と教育実習の合間を縫って、ダンスと芝居のレッスンに汗する日々が続きました。
このときの僕の役は台詞こそありませんでしたが、メジャーデビューを夢見てギターを練習しているミュージシャンの卵の役でした。
オーディションに合格し、1年の厳しい稽古でダンスと演劇を叩き込まれた数十名の函館の若者達は、遂にミュージカルを成功させます。
僕の学生生活で、最も印象深くかつ影響を受けた体験でした。

それから毎年こつこつと今まで、世代交代を繰り返しながら、この「函館市民ミュージカル」は生きながらえてきました。
在りし日の益田喜頓氏は彼らに感銘を受け、1995年書き下ろしたミュージカルがこの「案山子物語」です。
この作品は喜頓氏の遺作となり、彼らの最も成功した作品となりました。

このとき僕は既に上京していましたが、劇中の1曲を書かせていただきました。
当初は、台風が日本を襲う歌だったのですが、知らないうちに劇のフィナーレ曲「秋祭り」になっていました(笑)。
それから14年経った今年。益田喜頓氏生誕100周年ということで、この芝居が再演される事となり、初めての東京公演も決定!
僕もこの曲を、今風にリアレンジさせていただくこととなりました。
これから、最後のリハーサルに顔を出してきます。

ハラハラドキドキのストーリーを通し、喜頓氏が現代の若者に託そうとした「夢をあきらめない」こと、そして「戦争は愚かしい」ことが見事に描かれた傑作ミュージカル。12時からと16時からの2部公演です。
シルバーウィークを都内ですごす方、ぜひ見においで下さい。

詳しくはこちらまで。

2009/09/03 (木) 9/13明石隼汰ライブ@下北沢Que

涼しくなってまいりました。
最後の夏に久々の、わたくしのソロライブのお知らせです。
9/13(日)なんとお昼12:30より!
久々に、派手派手〜な衣装で歌い踊ります。

今回はなんと、大阪で活躍中の知る人ぞ知る「餃子大王」とのコラボなのです。
そして今回のコラボは、これまた不思議な縁で実現したもの。

4年前の夏、初めて沖縄の最西端・与那国島に行ったのですが、ちょうど台風が直撃!
与那国島の領空権は現在も台湾にあり、与那国空港には決められた狭いゾーンの離着陸しか認められていないのです。
気流が激しい時には着陸が困難で、台風の時は高い確率で欠航になってしまいます。
そして運行するかどうかは、空港に行ってみないとわからないのです。
2泊3日の旅はこうして延びに延び、民宿を出て空港に行き、欠航を知ってまた戻り、日がな一日民宿で過ごす日々が、なんと一週間続いてしまったのでした!

そして同じ民宿に泊まっていたのが、餃子大王のメンバー・あかさん一家だったのです!
毎日顔を合わせているうちに親しくなり、ついにはみんなでレンタカーを借りて、半分ヤケの島巡りをしたりしました。
そのときに行った東崎(あがりざき)の神秘的な光景は今でも忘れられません。
(詳しくは2005年7月の日記を参照下さい。)

かくして「与那国難民の会(YNK)」が発足(笑)。
なんやかやと定期的に集まっては飲み会をやるまでになりました。

あかさんは、餃子大王のダンス担当!しかも真っ赤になって踊りまくるのです。
僕も真っ青な衣装で歌い踊る(笑)ことを知ると、ぜひコラボしたいね〜と語っていたのですが、それが遂に実ったのが今回のライブなのです!

日曜の昼間、下北近辺におられる方、よろしければ足をお運びいただければ嬉しいです。



餃子大王プレゼンツ 「サマータイムロックショウ 東京 夏の終わり編」
餃子大王/明石隼汰
下北沢Club Que
東京都世田谷区北沢2-5-2ビッグベンビルB2F 03-3412-9979

OPEN 12:00 / START 12:30

ADV ¥2,300 / DOOR ¥2,500

餃子大王ホームページ
http://gyozadaioh.s59.xrea.com/

2009/08/06 (木) わらじまつり40周年!

先日はお忙しいところ、ホロプラライブに来ていただいた皆さま、ありがとうございました!
歴史あるクロコダイルでのライブ、緊張しました〜!
ごまかしのきかない2人だけのアンサンブルは命を縮めます(笑)が、
ぴたりと息のあった時のカタルシスは何物にも代え難いものがあります。
また近々やらねば、とふたりで決意を新たにした次第です。
末永くおつきあいをお願いいたしますm(_ _)m

さてさて。息もつかぬうちに、また今年も福島わらじまつりの季節!
今年は、8/7(金)8(土)の両日開催となります。
4人の精鋭達を集めた「ワラジーズ」は、夜9時頃のフィナーレで両日歌うほか、
8日の16時頃(変更の可能性あるので早めにおいでいただくと確実です)、
まちなか広場にてミニライブをやります。
今年はわらじまつり40周年。そして早いもので、ワラジーズ結成10周年!
なのでせっかくライブやるならと、メンバー全員が今回のライブ用に
オリジナル曲を書き下ろし、それを初披露いたします。

aveが「福の歌」
紺頼朋子はaveと共演して「恋色の街」
はしもとひろしは新境地レゲエ曲「さすけね〜」
そして僕は故郷に捧げた「ありがとう福島」

この4曲は当日限定CDとして発売予定です。
お楽しみに!

福島わらじまつりホームページ

2009/07/29 (水) 8/4 Holonic Platinum ライブのお知らせ

毎日むせかえる暑さの中、風邪などひいておられませんでしょうか。
先週末は1年ぶりの沖縄でした。

さて、随分ごぶさただったユニット、Holonic Platimum(通称ホロプラ)が
渋谷クロコダイルにて久々ライブをすることとなりました。
今回は本当に久々の1時間コース。じっくりと演奏させていただきます。

早いもので今年は結成9周年、来年は10周年です。
実は今日、45歳の僕の誕生日なのです。
僕の敬愛するクイーンのフレディ・マーキュリーがエイズで亡くなった年に追いついてしまいました!

今一番自分のやりたい音楽は何かと問われれば、まごうことなくホロプラといえることがせめてもの救いです。

今回のライブのために相方の大田研司と話し合い、全曲をあらためて解釈し直し、アンサンブルの整理をしました。
初めてホロプラの音楽にふれる方はもちろん、今まで聞いたことのある方も、新しいホロプラの楽曲を楽しんでいただけるのではないかと思っております。

友人の作曲家&シンガー、倉佐木玲那さん率いる「満月堂」とのジョイントライブ。
お盆前のお忙しい時期とは存じますが、お時間ありましたらぜひ顔を出していただければ幸せです。
ホロプラ一同、心よりお待ち申し上げます。

**********
Holonic Platinum&満月堂

8/4(火)@渋谷クロコダイル
東京都渋谷区神宮前6-18-8
03-3499-5205
http://crocodile-live.jp/

18:00 Open 20:00 Start
チャージ ¥2,500+オーダー
**********

お早めに来ていただき、席を確保して、おいしい料理を食べた後でライブを楽しんでいただくのがおすすめです。

2009/07/19 (日) 上京物語 6

後日談。
幼なじみのドラマーK君はその後、おやっさんに手腕を認められ、ライブハウスの店長に昇格。
3年かけて、吉祥寺の音楽シーンには欠かせない「ハコ」へと成長させました。
僕も、自分のバンドで何度も出させてもらうことに。

そのライブハウスは今も立派に存続中です。
ライブハウス・クレッシェンド

さらに数年後、K君は店長の座を後輩に譲り、実家・福島へ帰省。PA会社を立ち上げ、現在も忙しく活躍中。
不思議な縁で、美人の奥様は、僕が毎年夏、福島の「わらじまつり」で歌うユニット「ワラジーズ」の歌姫、ともちゃん!
そしてK君は、わらじまつりになくてはならない、現場のメインPAを毎年担当し、ワラジーズの歌うマイクの音声を大音量のスピーカーへと渡す役割を担っています。

ギタリストのT君は、しばらく僕と一緒にバンドで活動し、今のユニット、ホロニック・プラチナムの代表曲、「天使の詩」の印象的なイントロを作り上げました。
が、ある理由があって10数年後、袂を分かつことに。
今は音信不通です。

おやっさんは数年後、余生を送りたいと、劇団をたたみ、ライブハウスの経営を当時の店長にゆずって、実家の広島に帰省したことを、風の便りに聞きました。

上京から10年が経った1997年のある朝、ギタリストT君から電話で起こされました。
「早く、テレビつけてみろって!」
眠い目をこすりテレビをつけると、おやっさんがでかでかと映っているじゃありませんか!

皆さんも覚えておられるでしょう。広島の海でイカダの上に家を建て、悠々自適に生活するも、条例違反だと排除命令が出され、それに抗議してイカダの上でガソリンをかぶって抵抗した、「イカダおじさん」こそ、おやっさんその人なのです!

その騒動を見て、僕はニヤリとしました。あー、変わってない!
奇抜な発想力と行動力、そして義理人情を重んじ、世話好き。
誤解されやすいけど、マイペースで周りを巻き込んでいく、憎めないキャラクター。
その後も、おやっさんのお世話になり人生を変えた人が必ずや何人もいることでしょう。
今もずっと感謝してますよ!いつかまた再会したいものです。

閑話休題。
・・・つづく。

2009/07/18 (土) 上京物語 5

ある日、外回りから事務所に戻ると、見たことのある顔が声を張り上げおやっさんと話をしています。
最初の日、一緒に手を挙げた元通訳の人でした。
彼はニューヨークの知人に事務所を探してもらっており、その見積もりを持って来たのですが、例のミュージシャンを集めて芝居をするプロジェクトが頓挫した時点で、おやっさんは海外公演の興味をなくしてしまったようなのです。
しかも交通費は、他の用事があったらついでに頼む(つまり自腹!)ぐらいでいたらしく、本気で仕事する気でいた通訳の彼は、話が違うと憤って帰って行きました。

この様子を見て初めて、ちょっとおかしいんじゃないかと思うもすでに遅し。
いやな経験をさせられ、友人まで巻き込んでしまった、その不満はピークに。
でも当時の若かった僕は、ここを辞めていく、という発想ではなく、このおかしさを直さなければ、と思ってしまったのです。
僕は自分の憤りを、おやっさん本人ではなく、親しい劇団員やライブハウスのスタッフに愚痴ってしまいました。
当然すぐにその話はおやっさんに伝わり、呼び出されることに。

「これはオレの劇団で、オレのライブハウスだ。オレの方針に賛同できないなら、おまえはクビだ。」
生まれて初めて、クビを宣告させられました。
「一週間猶予をやるから、その間に部屋を探して、出て行きなさい。」
そして最後に、こんなひとこと。
「オレからのお願いだ。部屋は安いのを借りてくれ。親から仕送りしてもらおうなんて思うなよ。そして仕事をするからには、えらそうにふるまうな。」

ガーンときました。
初めて自分がどんな人間なのか、客観的に思い知らされたのです。
教師の両親のもとで、自分は人より優れている、という自負心を育み、親のカネで留学し、なんの仕事もせぬまま大学まで卒業してしまった、すねかじりのボンボン息子。
土下座を強要した若者も、僕の生意気な印象が悪くてそうさせたのかもしれない。
客席で怒った人も、僕の不遜な態度に腹を立てたのかも。
立場を考えない言動で、世話になったおやっさんに不義理をしてしまった自分の未熟さ。

世話好きのおやっさんはそんな僕の欠点を見抜き、得難い社会経験をさせてくれていたのでした。
今の自分は、この不思議な縁「奇跡の3ヶ月」なしにはありえないでしょう。

8月の終わり、初めて東京でできた友人達と別れ、明大前徒歩3分のところに、家賃月2万円、4畳半のアパートを借りました。
本当の試練は、実はここから始まるのです。
・・・つづく。

2009/07/17 (金) 上京物語 4

おやっさんが次に力を入れたがってたのは、劇団ではなくライブハウスでした。
営業とはここではブッキング、すなわち都内の練習スタジオを飛び込みで回り、練習中の若者に「うちのライブハウスに出ない?」と誘う仕事です。
蒸し暑い初夏の東京を一日歩く日々が始まりました。

あるスラッシュメタル(うるさい!速い!ヘビメタのジャンル)バンドに声かけたときは、
「ぜひ演奏聴いて感想聞かせて下さい」と、その場で4曲立て続けに演奏されたのですが、曲の違いがわかりません(^^;;
「う〜ん2曲目がよかったかな」と当てずっぽうにいったら、「わかりますか!これ僕らの代表曲なんです」と喜ばれ、出てくれることになったことも。

あるスタジオで休憩中タバコ吸ってる若者に声かけた時です。
彼は急に怒りだし、「人がせっかく気持ちいい思いでいたのに貴様に声かけられて気分悪くした!」と僕に因縁をつけてきました。
体よくごまかしてチラシだけ渡して店に戻ると、それを見て若者が子分を2人引き連れ、開店直前の店に現れたのです。
「やっぱり胸くそ悪くなってきたから、てめえに土下座して謝ってもらいにきたんだよ!」
僕は生まれて初めて、屈辱的な土下座をするハメになりました。

僕がブッキングしたバンドが急に当日キャンセルになった夜。
別なバンドの手配が間に合わず、そのバンドは3バンド中2バンド目だったため、埋め合わせをしなければなりませんでした。
最初のバンドは僕がブッキングしていない、う〜んこんなレベルで人前で歌っていいんかい!というレベルの人たち。客席も盛り下がりです。
そこで僕がオリジナル曲をカラオケで歌うことに。
若き日の代表曲「火神ゴーラ」を歌ったところバカ受けで、大歓声に包まれてしまいました。
その時ひとりの客が僕に向かってこう叫ぶのです。
「こんなに盛り上がりやがって!最初のバンドに申し訳ないと思わないのかっ!謝れ!」
客は最初のバンドの友人でした。
ここでも僕は、ステージで客席に謝らざるを得ませんでした。

人と関わる仕事は、時にこういう理不尽な思いをすることは避けられないということを、僕はこうして学びました。
しかし、何でこんな屈辱に会わないといけないんだ!不満が一気に高まります。
・・・つづく。

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