豊前坊のへぼ囲碁日記

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さるさる日記

2010/02/08 (月) またまた天頂の囲碁に勝利する

 目下囲碁ソフトの天頂の囲碁がどのくらい強いかに私の関心が集まっている。今日も挑戦してみよう。ソフトを一番強く設定して、手合いは私の定先になる。

 打ち始める。布石からソフトは定石どおりというか、教科書どおりの打ち方を続ける。これを撹乱戦法で理にかなわない打ち手をしたらどうなるかはまだ研究していない。今のところ勝つことだけを考えて正攻法でやっている。

 ソフトは今日も大きく中央に陣地を構築する作戦のようだ。その作戦に乗っかって、隅を大きく構えて地を確保しても、まー互角に行くだろうと思えた。戦いらしいものはぜんぜん起こらない。面白い碁にはならない。私も無理な攻めは今のところやらない。こうして、平凡にヨセまで進行して、終わって計算したら、私の6目勝ちだった。この次の対戦のときは切ったはったの乱戦に持ち込んで、ソフトがどう対応するか反応を見てみたいものだ。それはわくわくする興味がある。

 今回の改訂版からモンテカルロ法を採用して、飛躍的に強くなったと説明書に書いてあるから、あの中央を大きく確保しようとする作戦はこの原理に基づいているのかもしれない。残念ながらまだ完璧なソフトの完成に至っていないらしく、5−6段に勝つかと思えば、5級に負けることもある気分屋らしい。製作者は1,000回を越える対戦の成績を踏まえて、その中間をとって「実力2段」と表示しているそうだ。私が勝てたのはこのたまたまの例外であったようだ。

 3時頃から町内の散歩に出かける。今日は南から風が吹き込んで暖かい。遠からず春になるだろうと明るい気分になる。あちこちで梅の花が咲いている。

 2−3日前から「岸恵子:ベラルーシの林檎」を読んでいるが、面白く読了できた。ユダヤ人、ユダヤ教、イスラエルについての知識と関心がふえた。

2010/02/07 (日) 1週間ぶりに散歩にゆく

 幸いに体調は元に戻りつつある。まだ用心してオカユかおじやの類を軽く摂取している。ひごろ胃腸が丈夫な方は豊前坊はおかしいのじゃないか、といぶかる人がいるかも知れないと想像します。ところで私の消化器官はたいへんデリケートで、一度おかしくなったら完全に回復するにはいつも1週間か10日ほどの養生が必要なのです。治った後も、暴飲暴食は勿論避けて消化のいい食べ物を腹8分頂き、過労や心労を極力避けることが大事なのです。これだけの配慮をすれば人並みの生活が続けられます。こうして83歳の今日まで無事に生きて来れました。

 体調がよくなったので、和白まで散歩にでた。空は晴れて気温は12度で、風がほとんどない。1,500mほど歩いたが疲れることはなかった。もう大丈夫と安心した。帰宅して、囲碁ソフトの天頂の囲碁に挑戦した。ソフトを一番強く設定して私の定先でコミなしとする。時間無制限だからよくよく考えて打ち進めようとおもう。コンピューターは判断がべらぼうに早いから、おなじ考慮時間を使ったのではとても勝ちめはない。

 何局か対戦してみてこのソフトはめったに攻撃してこない、守りに大きく配慮しているような気がする。さて、今日の戦はどうなったか。布石に遅れをとらないように随分と注意を払って打ち進めた。相手は中央に大きな地を確保しようとした。中央にかなりな地ができたが、黒も周辺に同じくらいの地ができたようだ。中盤が終わった時点でほぼ互角といったところか。

 勝敗はヨセ勝負に持ち越されたようだ。目算すると1−2目残っているようだが、数え違いもあるから油断はできない。先手になるように慎重にヨセて行く。こうして最後まで無難に攻めて、何目か得をして確実に残ったようだった。すべてが終わって画面には私の4目勝ちと表示された。今日はいい日だった。

 私は今日の対戦を経験して不思議でならない。プロがこのソフトを強いアマ3段はあると明言したのに、どうして級位者の私が定先とはいえ勝てたのだろうか? いづれその疑問は解けるだろうが、狐につまされた思いが尽きない。

2010/02/06 (土) やっと快方に向かった

 今日はぐんと快方に向かっている。食事も食べられ、寒気もとれ、体がしゃんとしてきた。体調を崩した原因は今考えると風邪らしい。熱もなく、セキもなかったが、やたらに寒気がして、体がだるく、消化器がやられた。こういう風邪があると聞いている。

 先ほどインターネットでニュースを見ていたら、藤沢秀行の孫の藤沢里奈ちゃんが小学5年生の11歳で日本棋院の入段試験に合格して、晴れてプロ棋士になったと報じていた。日本で最年少入段の新記録だという。秀行先生は半年ほど前に惜しくも亡くなられたが、ご存命であればさぞやお喜びになっただろうにと残念に思う。

 数年前私は日本棋院の通信対局の会員だった。ある日、幼稚園児が18級で対戦していたのを見た。それが藤沢里奈ちゃんの初登場だったようだ。彼女は強すぎた。相手をまるで相手にせず、次々と負け知らずで進級し、一年ばかりのうちに4段くらいに駆け上がった。その後、彼女の対戦は見られなくなっていた。

「この子はもしかして、藤沢秀行のお孫さんかもしれない」と私は想像したが、それは当たっていた。間もなくそうだとわかって、さもありなんと合点がいった。後悔先に立たずだが、私はこの天才少女が初段前の頃1局でもいいから対戦をしておけばよかったと、手が届かなくなってから残念がったが、それは後の祭りだった。

 何時見ても少女は目の付け所が随分と違っていて、70−80目差くらいで鮮やかに勝利を収めていた。1局打つごとに力をつけて上がっていくのがよくわかった。私は恐れを抱いて、あえて対戦できなかったのだった。私は里奈ちゃんが女流日本一、いや、プロの日本一になるのを期待して見守ってゆきたいと思う。秀行先生の霊よ、安かれ。

2010/02/05 (金) 今日も静養の日にする

 体調は徐々に回復に向かっているが、今日まで養生をする。臥床はしないが、ソファーに寝転んで、軽い読み物を読んだり、まどろんだりする。読んだ本は3回目になるが「岸恵子:ベラルーシの林檎」を読む。読むたびに感嘆久しゅうする。非常に個性的な歯切れのいい文章に圧倒される。

 午後になると気分がよくなったので、「天頂の囲碁」に再挑戦する。昨日は惜しいところでジゴになったが、今日はどうだろうか? 手合いは昨日と同じ、ソフトの棋力を最高にセットして私の先でコミなしとする。負けてもともと、人生意気に感ずの敢闘精神で挑戦しよう。

 ソフトは無理な攻めはしないで要所要所を先取していく。7−8年前の囲碁ソフトは私でもおや?と思う変な着手をしていたが、最新のこのソフトはすっかり改良されている。理にあわない着手は一切なく、ほーほーと感心する受けの連続だ。中盤で私は負けを覚悟した。何度か無理な攻撃をしかけたが戦果は上がらず、そのままヨセに向かった。こうして、私の9目負けが決定した。

 1級の従弟はこのソフトと対戦して、3子置けば勝てることがあると言っている。若い時に3段だった弟は多分互い先であろうが、2戦して2敗したと聞いている。体調の悪い私が2戦して、「ジゴと9子負け」だったのは出来すぎである。そのうちこっぴどくソフトにやられるだろうと恐れている。

2010/02/04 (木) 今日も静養する

 まだまだ外出する体力がない。今日も寝たり起きたりする。急性胃炎を治すために、消化のいい食物を摂取して体力をつけ、同時に胃袋を休養させるという矛盾した治療法になるので消化器の治療は困難が伴う。

 昼寝からさめた時にだいぶ気分が良かった。それで、起き出して久しぶりに囲碁ソフト「天頂の囲碁」と対戦した。手合いはわたしの先でコミなし。ソフトを最高の棋力にセットする。このソフトはプロが対戦しての感想に、「強いアマ3段くらいの棋力」と折り紙つきのものである。目下市販されている囲碁ソフトの中では最強の一つと言われている。

 さて、布石は私は相変わらず悪い。中央を大きく取られそうな形になってきた。それはならじと侵略を始めたが、思うに任せない。しまった、これで10目ほどの損を重ねたわいと弱気になる。それでも最後まで力を尽くして頑張った甲斐があって、ヨセの前に目算したら勝敗は微妙で不明だった。

 ゲームは終わり、計算になる。その結果はいかに? 画面には勝負なしの「ジゴ」と表示された。惜しかったなー、私は大きく嘆息した。

2010/02/03 (水) 本調子でない

 食欲がない。朝食は抜きで、臥床する。ねむる。少し気分が良くなって昼食は消化のいいものを少量たべる。夜もおかゆ。栄養よりも消化に気を使っていただく。何はともあれ、胃腸に負担のかからないたべものを厳選する。

2010/02/02 (火) 体調が悪い

 昨日スーパーでトンカツを買って帰って食べたが、今日は胃の調子がわるくなった。おかゆに切り替えて小食にして、比較的安静に過ごす。私は胆嚢がないから油物の多い豚肉などを普通に食べると消化力が追いつかず、忽ち胃腸が参ってしまって造反する。それをうっかりして忘れていた。

2010/02/01 (月) 今日も自宅閑居

 天気が悪い日は自宅閑居。この日、「山本譲司:累犯障害者;塀の中の不条理」を読む。累犯障害者という言葉は初めて聞く言葉だが、その定義は精神的な、身体的な、視聴覚的の障害を持っている人はなんども刑務所に収監されるとの意味だった。生まれついての身障者でたいていは貧乏で、教育もなく、世間にしいたげられるこの人々は生きるために罪を犯す。

 一度罪を犯せば、いよいよ世間は相手にしてくれなくて、福祉や肉親にも見捨てられまたまた生きるために罪を犯す。その悪循環に陥る。

 10連勝ばかりしているDさんと対戦する。数日前たしか3.5目の勝ちに終わっていたので、今日あたり負けそうな予感がする。流石に4子置かれるとこちらは苦しい。頑張って打ったけれども、惜しいところで5目の負けになった。相手はよほど嬉しかったのか、「初めて勝たせていただきました!」と話しかけてきた。

2010/01/31 (日) 自宅閑居の日

 終日天気が悪いので、夕方スーパーに買い物の散歩に出たほかは蟄居した。そしてMさんから借用した下記の3編のDVD映画をみた。すぐれた作品もあれば、つまらないのもあった。

 DVD映画 地上より永遠に(From here to eternity) アメリカ
 同上    戦場(Battleground) 1949年
 同上    総攻撃(同上) 1949年

 その後は「上野正彦:毒薬」を読む。面白いと言えるものではないが、毒薬を使った犯罪の知識が増えた。

2010/01/30 (土) 何もない日

 今日は何にも特記すべきことはなかった。

 夕方から、「上野正彦:毒殺」を読み始める。著者は東京都の監察医をしていた人、東京都で起こった毒殺事件を中心に23の事件を医者の立場から詳述する。

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