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★サラ・パレツキー著 山本やよい訳 (早川文庫)
女性私立探偵V.I.ウォーショースキーのシリーズを一気読みしていました。
「サマータイム・ブルース」
「レイクサイド・ストーリー」
「センチメンタル・シカゴ」
「レディ・ハートブレイク」
「ダウンタウン・シスター」
「バーニング・シーズン」
「ガーディアン・エンジェル」
「バースディ・ブルー」
「ヴィク・ストーリーズ」
何より、主人公のヴィクがいい。
優秀な探偵で、独身、ひとり暮らし。頭がよく切れて皮肉屋。
「私のボスは私」という主義で、他人に頼ることを好まないけれど、
実はとても情にもろくて、友人からの頼みを断れない。
そのせいで、命を落としかねない事件に何回も巻き込まれるのだけど。
女性がひとりで自分の人生を背負っていく悩みや誇りが
とてもよく伝わってくる小説だ。
独身のキャリアウーマンに人気があるのもわかる気がする。
あぁ、ずいぶんとここを放置したままですね。
読書はしています。
感想文がなかなか書けないだけで。
ぼちぼち更新します。
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■2003/03/10 (月)
ジャングルの国のアリス |
★メアリー・ヘイスティングズ ブラッドリー 未知谷
ジェイムス・ティプトリー・Jrことアリス・シェルドンの母である著者が
家族連れで出かけたアフリカ旅行記。
正確には、アリスのおじさんがライオンの剥製を手に入れるために
アフリカに出向いたのに便乗したというべきか。
6歳の娘アリスを主人公として、子ども向けに書いてあるので
文章は平易で読みやすい。
1920年代当時の白人の考え方というものもほの見えてきてなかなか興味深い。
またティプトリーの著作の原点のひとつは
このアフリカ旅行にあるのでは、と考えるのもおもしろい。
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■2003/02/18 (火)
源氏がたり 1〜3 |
★田辺聖子 新潮文庫
わかりやすく源氏物語のエッセンスを語り伝えるような内容。
実際に、源氏物語を語る集い(だっけ?)で話された内容を編集した本らしい。
難しいといわれる古典も、こうやって話してもらうと
すっと頭の中に入ってくる。
何より著者の源氏物語好きな気持ちが伝わるようだ。
★円地文子 新潮文庫
現代語訳とはいえ、『あさきゆめみし』を読んでいなかったら
途中で放棄していたかもしれない。
なぜなら出世したり結婚したりで、登場人物名が途中でコロコロ
変わってしまうからだ。
それでも大変読みやすく、格調高いお話となっていたと思う。
★斎藤美奈子 平凡社
ベストセラーなのに、その本を読んでいる人が回りにいないのはなぜか?
ならば私がかわりに本を読んで、その内容をお知らせしましょう。
という本。
相変わらずズケズケ物を言う切り口。
冒頭の「本を読む人」の解説が、これまたおもしろくて。
「本の置き場所がない」と悩んでいるけれど
「きっぱり売り払う勇気もない」私にはなかなか耳に痛い解説。
しかし、この本で取り上げられているベストセラーの殆どを
読んだことがない私ってどうよ?
★米沢富美子 出窓社
著者とその夫との愛の物語とも読めるが、
私は一科学者としての人生の歩みの書と読み取った。
時代の差かもしれないけれど、家事も育児も一手に引き受けて、
それでも世界的業績を挙げているのは素晴らしいと思うとともに、
「もっと夫に協力してもらってもいいのでは?」
という感想を抱いた。
もっとも、著者の夫自身も相当のハードワーカーで
優れた経済人だったようではありますが。
妻に「君はもっといい仕事ができるだろ?」と言える人もなかなかいない。
それにしても、夫がイギリスに海外赴任したからといって、
当時大学院生だった著者がイギリスじゅうの大学に手紙を送って、
ついに海外留学を果たしてしまう、という件は
やはり行動力の人だったのですね。米沢先生。
★宮部みゆき
いわゆる超能力を持った、若い女性が主人公の短編集。
★トマス・ホーヴィング著 雨沢泰訳
ニューヨーク・メトロポリタン美術館の館長を勤めていた著者が
贋作美術について語っている本です。
キュレーターと贋作者との頭脳戦がスリリングでとてもおもしろい。
プロ中のプロであるキュレーターでさえだまされてしまうほど
素晴らしい出来栄えの贋作美術がちまたに氾濫していると
いうことなのですね。
著者曰く、ニード(需要)、スピード(速さ)、グリード(強欲)に
ふりまわされないことが大切だ、ということ。
そうそう、あとがきで日本の某企業が買ったゴッホの『ひまわり』が
1997年に贋作だと判定された、と書いてあったのも興味深かったですね。
★清水ちなみとOL委員会 幻冬社
要するに、節約ってつきつめていくと趣味とか宗教の域に達するのですね。
ダンナのトランクスのゴム部分を活用してヘアバンド.....とか、
絶対やりたくないなぁ。
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