TABI日記

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さるさる日記

2010/03/12 (金) MISTY

お散歩の公園で、新しいお友達。

初老の女性が連れていたのは、シェルティのミックス。
女性はフランス語なまりがあるが、このあたりのカナダ人には珍しくとても
フレンドリーで気さくに話しかけてきた。なまりがなかったらアメリカ人と
間違えるくらい、とっても感じのよい人だ。

「いつもあなた達が歩いているのを見て、感心しているのよ。とってもよく
躾されていて、いい犬ねえ」と、顔をほころばせてTABIをなでなで。
シェルティは太り気味であまり動けないが、おとなしくてかわいらしい。
TABIは遊びたくて、まわりをピョンピョン飛び回る。

「この子はもう9歳だから、あんまり走ったりしないのよ。あなたの犬は
まだ子犬なんでしょう?」と言うから、10歳なのだと言うとすごく驚く。
「えっ!そんなトシに見えないわ!」

もうそのセリフは、いろんな人から聞いた気がする。

飼い主にとっては嬉しいコメントであり、何度聞いてもいいものだ。

2010/03/11 (木) The Women

chick movieなんだけどね、会話がおもしろくて。

There's a word for a woman like that...and it's rarely used
outside of a kennel.

Don't be bitter. It leads to Botox.

You wanna see a bad facelift? …She looks like she's re-entering the
Earth's atmosphere.

でも愛人の言ってることはかなり鋭いと思う。
完璧な家庭を演じようとしてキリキリしたあげく、夫をないがしろにして
しまった結果、夫の心が離れて浮気…ってのはよくあること。

周りにもたくさんいるよ。
お兄ちゃんはホッケー、妹はバレエ、とあれこれ習い事がある上、塾まで。
塾に行くのは日本のガキだけかと思ったら、この頃はカナダにも公文式とか
入ってきてるから、こっちのガキどもは放課後も忙しい。日本の子は自分達
で電車とかバスで通えるけど、こっちは親が送り迎えしないといけない。
だから、母親ってすごく忙しい。食事の支度の時間もないから、できあいとか
外食とか。一日が終わるとクタクタで、夫婦の時間もとれない。

そんな生活の繰り返しじゃあ、旦那だってつまんないよね。そんで浮気、
バレて離婚…。そういう話は、売るほどある。「世間の人々と同じような
暮らしがしたい、幸せな家庭を演じたい」という気持ちが強ければ強いほど、
理想から離れていってしまうわけだ。妻が見栄張らないで質素に暮らして
いれば、いまでも家庭団欒が続いていたかもしれないのにね。

だけど女ってのは男より競争心が強くて見栄っ張りだから、難しい。
それを上手く操縦できるオトコというのも、今の時代は絶滅に近い。

2010/03/10 (水) Boy Shortsファン

久しぶりのヒット。

最初に見た時は「なんか変な形」と思った。でも実際に履いてみると、すごく
快適なのだ。特に、ローライズを履く時にはこれが一番。ビキニだとジーンズ
を持ち上げた時に下着の全体がずり上がってしまったりして、いちいち治さ
なければならない。でもボーイショーツだとそういうことがない。
ライズが浅い分、足まわりが太もものところまで来ているから足に食い込む
ことがない。つけていることを忘れてしまうくらい、快適だ。

それに、意外とカワイイのだ。お尻の丸みがかわいらしく強調されて、私は
パジャマの下がボーイショーツになっているのを持っているが、とっても
カワイイ。ヒップが極端に大きかったり、扁平だったりするとどうか知らない
が、ほとんどどんな体型の人でも似合うんじゃないか。

夫にも大好評で、こないだもキティちゃんのボーイショーツを買ってきて
くれた。いまや私のクローゼットの中は、半分がボーイショーツである。

2010/03/08 (月) Low riseのゆくえ

週末ミニ旅行から帰宅。

国境を越えてアメリカへ、思いっきりお買い物をしてきた。
予約したホテルが突如価格破壊的なお値段を提供してくれたので、なんと
エグゼクティブ・スイートに信じられない宿泊料で泊まることに。
バスルームが二つ、HisとHerに分かれており、もちろん私達は各々のバスを
使う贅沢。ホテル業界も不況で、客寄せに必死なのかも。

お目当てのアウトレットでは、私はとにかくサイズのあうジーンズが欲しかった
ので、まっすぐにCalvin Kleinへ。カットが綺麗なのでCalvin Kleinは好き
だったのだが、なんと最小のサイズが1で、履いてみたらゆるくてダメ。
もうそれより小さいサイズは作ってないのだそうだ。ガッカリ。
ローライズ全盛の今でも、Calvin Kleinはおへそまであるジーンズを作って
いるので期待していたが、サイズがないのではしょうがない。

あちこち探しまくり、やっとAeropostaleでサイズ00の細身を見つける。
やっぱローライズなんだけど、お店の子は「うちはローしかないのよ」と
いう。やれやれ。数年前のローに比べると今のローは、おへそがチラリと
見えるどころかお腹が丸見えなスーパーローが主流。作り手にすれば生地が
少なくてすむし安くできるんだろうが、そんなローではセクシーを通り越し
滑稽である。かがむとお尻の割れ目がバッチリな女の子をよく見かけるが、
履いていて気持ち悪くないんだろうか?

何本も試着し、ローでもまだおとなしめでカットが綺麗なのをやっと二本だけ
ピックアップ。動いても下がってこないし、下着も見えない。後ろのウェスト
ラインは、ちょうど腰のエクボが隠れるくらいの高さである。そしてなんと
75%引き!超お買い得。カナダでは考えられない価格である。

しかしローライズもどこまでいくんだろうか?
このままローになり続けたら、もう下着で隠れている部分も丸見えなジーンズ
になるのでは?それがファッションと言えるかどうか。それか反動で、今度は
ハイになってウェストが胸のとこまで来るようになるのかね。いやはや。

2010/03/03 (水) The Hurt Locker

中毒につける薬はない、というお話。

前にも観たんだけど、もう一度観たくなって。
主要登場人物三人が、実戦経験者のパターンを三通りに表現している。
日常的にすぐそばで人が死んでいく現実に、神経がおかしくなっていく
Eldridge。戦地で負傷した彼は、本国で治癒ののちは晴れて除隊であろう。
かえって彼にとっては幸いだったかもしれない。ツアーの最終日近くに
「俺はこんな生活はもうこりごりだ。まだ自分の息子もいないのに(死ぬ
のはいやだ)」と涙を流すSanborn。彼も、帰国後は軍を去るのだろう。

だがJamesは違う。彼は平穏な日常生活になじむことは、もうできない。
帰国後のスーパーで、何十という種類のシリアルが並ぶ棚に目眩をおこし
そうな彼。こぎれいで平和な文明社会は、彼の住むところではない。
焼けた砂、死と隣り合わせの毎日、そのスリルに完全に中毒になってしまった
彼は、戦争のプロ。戦地では生きられるが、では生還したのち戦争が終わって
しまったらどうするのか?French Foreign Legionみたいなところしか、
受け皿がないのではないか?それとも、名誉の戦死が本望なのか?

このイラク戦も当初はツアーの期間が半年だったのが、どんどん長くなって
きている。帰国すると除隊する兵士が増えたためである。夫の部下だった
女性の婚約者は、長い時で一年半のツアーに出ていた。帰国後二ヶ月後
にまたさらに一年半のツアー、結局彼はウェストポイントを卒業してから
三回のツアーを経験し、本国にいたのはほんの数ヶ月しかない。
彼も、三回のツアーののち除隊に至った。

アジリティ仲間の息子の訃報を知ったのは、二年前か。
まだ二十一歳だった彼は、爆弾処理班に属し、なんと入隊後四度目のツアー
であった。「これが最後のツアーだから」と言って家を出たのに、無言の
帰宅となったのだった。

2010/03/01 (月) 夢で会いましょう

不思議なほど本物っぽかった。

I-25を南へ。
見慣れた乾いた土、アルバカーキはもうすぐだ。
昨年は工事中だった新興住宅地が、すっかりできあがってパティオには
テーブルが出ている。丘を下ると、駐車場にはすでにたくさんのRVが。

犬のスティッカーをつけたバンの中で、ボーダーコリーが吠えている。
なじみの顔が私達を迎えてくれる。「あら、久しぶり!帰ってたの?」
「メールしてくれたら良かったのに!」「元気そうだね!」
みんな、ちっとも変らない。良かった、帰ってきて。
三月の初めなのに、もう明るい強い陽射し。なつかしいアメリカ。

犬達も元気だ。もうお星になってしまった子まで、尾を振ってニコニコしている。
さあ、チェックインしてコースマップをもらいに行こう。ジャッジはもう
リングでコースを測っているよ…

泣いたよ、目が覚めてから。

2010/02/28 (日) チョコレートババロア

ババロア風、と呼ぶべきか。

ちょっとレシピをアレンジしてクリームを多くしたので、こってり感が強く
なってしまったが、チョコ月間を締めくくるデザートとしてはまあまあ。
それに昨夜はみんなで断食だったし(笑)、ちょっとカロリーが高くても
いいだろう。

さて、冬季オリンピックがやっと終わる。
ここのところテレビも新聞もネットもこればっかだったので、うっとおしくて
かなわなかった。私はこの数年、オリンピックには興味がなくなってきている。
カネとドラッグをのぞいたら何も残らないじゃないか、というのが一つ。
誰が勝つか明らかだし、見ていてもつまんない。終わってくれて、せいせいした。

2010/02/27 (土) 制裁

美味しい手作りピザが夕食になるはずだったが。

階下の物音になにごとかとのぞいてみると、粉々に割れたガラスが。
食糧庫からオリーブオイルを取り出した夫が、手が滑り瓶を落として割って
しまったのだ。夫は癇癪を起こし、どなり散らしている。自分で仕出かした
不始末に腹を立てているのだ。その剣幕にTABIは、耳を寝かせて一目散
に寝室へ逃げた。

いつもなら私は「またバカナダ人の癇癪だよ」と無視するところだが、今日は
違う。これ以上子供じみた夫の癇癪に付き合ってられるか!居間のテレビは
五輪を中継していたが、私はニュースに変えるとリモコンをつかみパティオ
ドアを開け、バックヤードに投げ捨てた。リモコンは、深く積もった雪の中
に消えた。これが宣戦布告となり、大夫婦喧嘩が始まる。

私は喧嘩で負けたことはない。夫がひざまずき「俺が悪かった」と認めるまで
終戦宣言はしない。女は怒ると感情的になりわけがわからなくなるのが普通
だが、私は逆に頭が冴えてくるのだ。理論詰めで「こうだからあなたが悪い」
と攻め続ける。夫の反論は全て理詰めで跳ね返す。彼は、降参するしかない。

今回も夫が負けたが、時計は夜の十時を回っていた。彼も腹ペコなので終結
したかったのだろう。ピザの台は作ったしソースもできている。だが、私は
言った。「今夜は家族全員、夕飯抜き!反省しなさい」

つまらないことで癇癪を起こすとこういう結果になると、思い知らなければ
またやるに違いない。ああ全く、ガキじゃあるまいし。夫は体が大きいので、
空腹が長引くと低血糖となり酷い頭痛に苦しむ体質である。夜中近くにこっそり
冷蔵庫からヨーグルトを出したのを目撃し、私は即没収、大型冷凍庫に隔離した。
水は許すが、固形物はピーナツひとつも許可しない。

TABIはとんだとばっちり。でも、あの子は私達の機嫌が悪いと食べない
方だから、どっちにしろご飯抜きになってしまうのだ。

諦めた夫は、青い顔で寝室へ。頭痛がつらいのだろう。
充分その痛みを味わって、反省しろ!

2010/02/25 (木) Invention of Lying

こんなオモロイ映画、久しぶり!

2010/02/23 (火) Fondant au chocolat

これまた簡単なのに美味しい。

もっと複雑なレシピもあるが、複雑だから美味しいとは限らず、失敗なく
できるのは家庭向きに簡略化したレシピである。外はケーキ風、中はとろり
としたチョコソース。使うチョコの質がものを言う。

今日はちょっと油断して焼きすぎてしまい、表面がやや固めに仕上がって
しまったが、次回はオーブンにつきっきりでちょうど良く焼こうと思う。
でも、それでもなかなか美味しくでき、夫にも大好評であった。

ところで、今日は夫の定期健康診断の結果が出た。
どの数値も正常で、いたって健康体。主治医によると、彼の世代では珍しい
ことだそう。だいたいあの年齢になると、メタボ気味となり高血圧や糖尿、
生活習慣病が出てくるし、白人はコレステロール値が高くなりがち。

「医者はなんて言ってた?『バランスのとれた美味しい食事を作ってくれる
奥さんに感謝しなさい』って言ってなかった?」と夫に聞くと、「いや、別に
そういうことは一言も言ってなかったね」だって。

へっ、やぶ医者め。アンタなんかに妻の苦労はわかんないのよ。
学校で習ったことだけで世の中渡っていけると思ったら、大間違い!

ま、夫が私より長生きしてくれればいいので、めでたし、めでたし。

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